臭かったセロリ

〇臭かったセロリ

今“臭かったセロリ”と打とうとして、“クソかったセロリ”と誤字打ちしそうになったんですけど、それでも大体同じだった(笑)。
そんなに間違いじゃないや(笑)。
タイトル通りです。

口が臭かったですね。
磨いてはいるんでしょうけど、特に食後はモルボルでしたね。

最初の頃は虐待されて育ったせいで基本的な事を教えてくれた人がいなかったのね・・・と思ってもいましたが、いやいや待てよ。それでも立派に育ってる人いっぱいいんじゃん！って気が付いて、後半はこのモルボルどうやってオーバーキルしようとか考えていました(笑)。

ちなみにモルボルわからない人に簡単に説明すると、FFというRPGゲームに出てくるモンスターで　臭い息　というこの世のものとは思えない悪意に満ち満ちた技をしょっちゅうしてくるんですよ。見た目もエグいほど醜悪なんですけど、まさにセロリです。私の中のボダのイメージはアレです。

もう付き合いの後半なんて「お前口開けないでしゃべってくれよ」って念じてましたもん。腹話術し見習えよ。

そもそもの歯が汚かったせいもあるのかもしれませんが、おそらくストレスだと思うんですよね。
口臭が臭い人みんながみんな人格障害ではないですが、ボダって結構異臭がするって意見をよく見るんですよ。

ネットでも言われ勝ちですが、パチ屋さんにいけばわかるかもしれません。
パチ屋さんを批判はしませんが、依存症の人間が多い場所ですよね。
そもそも依存症の人間で成り立つ業界だと思うし。
一割くらいの金持ちが景気の循環のために暇つぶしに行くって感覚じゃないですか。知人の社長さんがパチ屋に通ってて「なぜそんなことを」って聞いたら「日本経済回しに行ってる」って言ってて金持ちってやっぱちげえなぁ。と思いました(笑)。こういう人は勝っても負けてもどうでもいいんですよね。金なんて売るほどあるから。何もしなくても金が入ってきて、むしろ一生のうちで使い切れないほどもってたとしたらそういう考えにならない方がおかしいか(笑)。

そして、依存心のない人間はさておき、残りは何としてでもこの店のこの台で元を取る。借金を返済してみせるんだぁあぁぁぁぁざわざわ・・・ざわざわ・・・って感じですかね(笑)。

依存心と歯の汚さって比例すると思うんですよ。
パチ屋のお客様ってほとんどが歯が汚くないですか。
高齢な人でも歯が残っている人は残ってるんですよ。

毎日きちんと磨いている人は残っているんですよ。

セロリも言っていましたが、「私職場では歯を磨きません」って言ってたんですけど、そのこだわりは逆にどこから発生したの？って思うんですよ。

家でも磨いているか怪しいですけど、ろくすぽ磨いてなかったんじゃないかな。
日々の積み重ねや努力ができない生き物だったから。
だから毎日清潔に保つっていう当たり前のことができないんですよね。
掃除ができないのも一種の病気としてようやく認識されてきましたが、自分の体の掃除もできない生き物も一定数いるんですよ。

それがセロリだっただけのことなんですが、私としてはあの口の臭さはもうテロでしたね。
で、それがストレスからくると思ったのは、おそらくボダって矛盾の塊じゃないですか。

被害者の皆さんはよくお分かりでしょうけど、

・常に愛されたい
・絶対的権力が欲しい
・一番でなければならない

っていう謎の概念を抱えているじゃないですか。それも常に。
一分でも一秒でも自分を見ていろ、一瞬でも自分から目を離すな、って感じじゃないですか。

だけど、現実ではありえないじゃないですか。

むしろ安定した恋人達の方がいい意味でお互いからの目のそらし具合を知っているじゃないですか。
オシドリ夫婦の方が互いの時間の確保に理解があるじゃないですか。
信頼しているから束縛はしない理論と同じで。
信じているから裏切られても許せる論理と同じで。
これがボダには決定的に圧倒的に欠如しているじゃないですか。
だから、ほんの少しのミスでも　ああああああ！あああああ！　ってなるじゃないですか(笑)。

ちなみにボダの場所を選ばずいきなり始まるこの怒声罵声は、スーパーキチタイム(笑)と私は呼んでいます。

きっとロボットじゃないかぎり24時間年中無休で、監視し続けるなんて無理なんですよ。
監視カメラだって寿命はあるし、電気や電池がないと動けません。
人間にこれを求める時点で完全に間違っているのはボダの方なのですが、それが悲しいことにボダにはわかりません。

永遠にわかりません。

きっと生まれ変わってもわからないのかもしれません。

だから彼等の安い命を　自殺しちゃぅよ？いいの？本当に死んじゃうよ？いいの？死んじゃうんだよぅぉぉおぉおお(以下ハイパーキチタイム)
とこちらに宣伝してくれても、買おうとは思わないですよね。

安すぎて買う必要がないんですよ。

けれど、彼等にとっては一番高価なものですよね。
自分が一番大事なんですから。
ボダにとって一番大事なものはボダです。
ボダであるボダです。

そんなボダが、一番大切なものと引き換えに　だから愛せよ　って言っているわけなんですが、それでも絶対に手に入りっこないんですよ。
そもそもの前提が“人間に不可能な事を要求している”ので、ボダは根底からして間違っているのですが、わからないんですよ。

しつこいほどに書いてしまいましたが、ボダには自分がどれほど無謀なことをしているのかが永遠にわかりません。

それ故にストレスははんぱないと思うんですよ。
絶対に叶わないことを永遠にし続けるって、相当な精神的負荷だと思うんですよ。
自分自身が自分自身の奴隷であることに気が付けていないのでしょうが。
私達人間が努力するのって叶うからじゃないですか。
例え叶わなくても好きだからできる。

けど、ボダには　好き　という感情はありません。
それを好きでいる自分が好き　なのです。
あくまで　この世の何よりも自分が好き　という軸から離れることができません。
普通の人間ならば、ただ単に　それが好き　です。
それを好きな自分なんかにスポットを当てませんし、そんなこと気にもしません。
努力しても手に入らないものを延々と追い求め続ける。
これほど不幸なことってこの世に他にないと思うんですよ。

その代償が口の臭さですね(笑)。
そういうストレスが体に出るんでしょう。
基本的に長生きだとは思いますが、悪臭をまき散らしながら長生きするのって本当にかわいそうだと思うんですよね。
自業自得ですが。

なので、全てのボダが口臭が臭いとは言い切れませんが、セロリの場合はくっさかったですね。
あと、うんこもくさかった。
セロリは最初こそ待ち合わせで遅れることはなかったものの距離が近づくにつれ、30分ほど遅刻をするようになっていた。
私はこのことは非常に感謝している。
遅刻常習犯に対しては無慈悲なほど冷酷にブロックするスキルを身につけられたからだ。
一度ならば誰にでもあるだろうが、それでも謝罪がなかったりどこか不審に思えば二回目はない。
昔は遅刻に対して厳しい自分が少しだけ嫌いだった。
そのくらい許してあげて心広くなんないとダメなんじゃないの？ってどこかで思ってた。

けど、今では「時間泥棒なんかようつべくらいで十分。人の時間を甘く見ている人間とは関わる必要はない」とバッサリ切り捨てられる。
自分でも無慈悲なほど罪悪感なんか微塵もない。
感じたとしたらまたボダとのあのクソみたいな日々が待っているかもしれない。
そう思えば罪悪感なんか感じてる暇すらない。
むしろどうやって感じろというのだ。
人の時間を奪っていることに何の悪意も感じない奴と付き合う事ほど無駄なことはないのだから。
逆に言えば、それだけ相手を軽んじているということですからね。

そしてその日は30分ほど遅刻してきて何やらおなかがいたかったので遅刻したとほざいた。
付き合いも後半だったためセロリに完全に興味が失せていたし、極端な話道端でいきなりセロリがピンクのフラミングになって飛び去ったとしても何も思わなかったと思う。そのくらいセロリがどうなろうとどうでもよかった。
確かその前も寝坊か何かで遅刻しているんですよね。
私の友達で遅刻する人間って一人もいないんですよ。
たまに体調不良の子はいるけど基本的には時間前にちゃんと指定の場所で待っているんですよ。
体調不良だって年に一回くらいだし、そんなに頻繁にする子はいない。

セロリは後半はもう酷かった。
化けの皮がはがれたのか、油断したのか知らないがもう私の時間を奪う人間とは関わらなくてもいいと私は心を固めていた。

そしてその日は合流するなりトイレに行きたいとほざきだして、さすがに私も鬼ではないのでトイレの出口付近で待っていたのだが明らかにうんこ臭い。
うんこそのものが出てきたのかと思う程に臭い。
いや、人間の形はしているのだけどあたり一帯の廊下まで臭う程だった。
個室付近が臭いのならばまだわかるが、なんで廊下までくせぇんだよ。って内心ドン引きしながらこれは無理だと思った。
しかも出てきた本人はなぜかニヤニヤと照れている。

今でもこの顔は3歳くらいの子がうんこでも食べてそれを怒られている時の顔みたいで思い出しても気持ちが悪い。

日ごろの食生活が、買い食いやファミレスばっかりで栄養なんか微塵も考えていないから腸自体に負担掛けたりしているからなんだろうけど、本当に臭かった。
無意識のうちに数分息を止めていたくらいだ。

もう数分は　うんこと歩いてるってことなのかな　ってくらい気分も沈んだし、私に匂いが移らないかすごく不安でしたね。

いや、待てよ。
うんこと歩くってすごくないか。
これって、前代未聞じゃないか。
こんなのってギネス乗ってもよくないか？
歩くうんこだぞ。
みなさん！
私うんこと歩いたみたいです(笑)。
うんこですよ！うんこ！

結論・セロリは俺にとってうんこ